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プラチナナノコロイド解説
プラチナナノコロイドとは?
プラチナナノコロイド(白金ナノコロイド、英語:Colloidal platinum)とは、プラチナ(白金)の微粒子によって形成されたコロイド(0.1~0.001マイクロメートル程度の極微細な粒子が、液体・気体・固体などの媒体中に分散している状態)です。
プラチナナノコロイド(白金)の触媒作用によって皮膚表面や腸内の活性酸素を除去する抗酸化作用があることが証明されています。
東京大学大学院の宮本教授の研究により、プラチナナノコロイドは小腸からほとんど吸収されないことが確かめられており、過去に数々の安全性試験をクリアしたことによって安全性は十分に担保されています。
経口投与されたプラチナナノコロイドは腸管内で活性酸素を消去し、血中や体内の過剰活性酸素を減少させているのではないかと推測されています。
現在、プラチナナノコロイドの応用製品としては、化粧品、ミネラルウォーター、サプリメント、シャンプー、栄養補助ドリンク等が製造、販売されています。
従来のコエンザイムQ10などの成分は、体内にある複数の活性酸素のうち、特定のものしか除去することができません。
それらに対して「プラチナナノコロイド」は、体内に取り込まれると酸化の原因となる主要な4種の活性酸素全てを還元でき、体内にある間はその機能が半永久的に変わらないことが確認されています。
プラチナナノコロイドによって除去される活性酸素とは
人間は空気がないと生きていけません。それは、空気中に含まれる酸素を代謝して、生体内エネルギー物質を生産して、生命を維持しているからです。
肺から取り込まれた酸素は、血液によって体の隅々の細胞に運ばれます。細胞内の酸素濃度は大気中の150分の1に過ぎず、細胞は極めて効率の良いエネルギー生産工場だと言えます。呼吸で取り込まれた酸素の95%以上は、エネルギー生産の代謝過程を経て水に変換されます。
この代謝過程で、極めて少量ですが必ず生産されてしまう強い酸素能力を持つ物質のグループのことを、活性酸素と言います。活性酸素は細胞という工場から出てくる公害物質のようなものなのです。活性酸素が人体に与える弊害は老化や病気として表れます。
活性酸素の種類と特徴
- スーパーオキシドアニオン [O2-]
- 最も一般的な活性酸素で、人の体内でも大量に発生する。他の活性酸素の前駆体となる。
- ヒドロキシルラジカル [・OH]
- 活性酸素の中で最も酸化力が強い。蛋白質、核酸、脂質、糖質など、あらゆる化合物と速やかに反応する。癌や各種生活習慣病、老化の引き金に成る率が最も高い。短命である。
- 過酸化水素
- 不安定で容易にヒドロキシルラジカルを生成するので、活性酸素の一種とされている。酸化力はそれほど大きくはないが、前項の特徴から注意を要する活性酸素である。
- 一重項酸素
- 生体内でこの一重項酸素が問題になるのは光毒性の場合のみ。つまり、紫外線により生ずる障害の主たるものと考えられている(例:シミ)。光増感剤が一緒に存在していると、紫外線は、大量に反応性の強い一重項酸素を発生させ、人間の体内には これを無毒化してくれる酵素の生成システムが無い。一重項酸素のからの攻撃は、カロチン、ビタミンE、アミノ酸が皮膚を守ってくれるが、それ自体が反応し、無力化してしまう為、活発な一重項酸素の反応に追いつかない場合ががある。
活性酸素・フリーラジカルが関与する代表的疾患
傷害組織 | 代表的疾患 | |
---|---|---|
循環器 | 心筋梗塞、不整脈、動脈硬化、高血圧、狭心症など | |
呼吸器 | 肺炎、肺線維症、喘息、喫煙傷害、肺気腫、風邪、インフルエンザ、花粉症など | |
脳神経系 | 脳浮腫、脳梗塞、脳出血、脳血管攣縮、パーキンソン病など | |
消化器 | 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、肝炎、肝硬変、口内炎、歯周病など | |
血液系 | 異常ヘモグロビン賞、白血病、敗血症、AIDS、高脂血症、血小板異常症など | |
生殖器系 | 勢力減退、インポテンツ、生理不順、子宮筋腫など | |
内分泌 | 糖尿病、副腎代謝障害、前立腺肥大、更年期障害など | |
泌尿器 | 糸球体腎炎、溶血性腎障害、薬物性腎障害など | |
皮膚 | しみ、ソバカス、火傷、日光皮膚炎、アトピー性皮膚炎、皮膚漬瘍など | |
支持組織系 | 間接リウマチ、肩こり、腰痛、関節炎、自己免疫疾患、膠原病など | |
眼科 | 未熟児網膜症、網膜変症、白内障、角膜腫瘍、飛蚊症、正常型緑内障など | |
腫症 | 放射線障害と放射線療法、喫煙による発癌、癌化学療法など | |
医原性疾患 | 制癌剤の副作用(プレオマイシン肺線維症、シスプラチン腎傷害など)、薬物障害、光線療法、高酸素療法など | |
環境汚染性疾患 | 重金属傷害、水俣病、排気ガス性肺傷害、水汚染による中毒症など | |
その他 | 老化、壊血症、神経痛、痛風、手術侵襲、食中毒など |